2018年『VR AR MRビジネス』活用に関して将来展望を発表

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PSVR

インプレス総合研究所は、新産業調査レポート『VRビジネス調査報告書2018[業務活用が進むVR/AR/MRの動向と将来展望]』を2018年1月29日(月)に発売するにあたり、一部情報が公開されたのでご紹介します。

VR体験率調査の注目の調査結果

VRの認知度は87.6%、ARは34.0%、MRは20.3%

モバイルユーザーに「VR」という言葉を知っている質問した結果
「よく知っている」が26.5%、「なんとなくわかる」が44.5%、「言葉だけは知っている」が16.6%となり、合計の認知度は87.6%となった模様である。

「AR」や「MR」の認知度は、VRと比較すると低い結果となり、ARの認知度が34.0%、MRの認知度は20.3%と結果が報告されている。

VR、AR、MR、認知度

図表1. VR/AR/MRの認知度

この1年間のVR体験者はモバイルユーザーの13.9%

VRヘッドセットを見た事があるかヒアリンした結果は、見たことがある人は全体で21.2%の結果と発表されており、画像や写真で見たことがある人は61.3%となり、合計した82.5%がVRヘッドセットを認知してる事となる結果のようである。

VRヘッドセットを実際に見たことがある人を対象にして、この1年間でVR体験があるかヒアリングした結果、経験がある人は、65.6%という結果であり、全調査対象者に対して13.9%となった。

VRヘッドセット認知

図表2.VRヘッドセットを見た経験とVR体験の有無

※調査時提示されているVRヘッドセット画像は、PSVR、Gear VR、ハコスコを提示

VR体験の実態及び今後の意向調査の注目の調査結果

VRの体験内容はエンターテインメントが上位

VR体験者を対象とし、VRを体験を行った場所をヒアリングした結果、「自宅」が43.3%で最も高い結果となり、「イベント会場」が24.1%と続き、「アミューズメント施設」が19.1%という結果となったようである。

同じ条件でVRで体験した内容をヒアリングした結果では、「ゲーム機やPC用のゲーム」が27.6%、「映像コンテンツ(実写)の鑑賞」が25.8%、「映像コンテンツ(アニメ・CG)の鑑賞」が23.7%、「スマートフォン用のゲーム体験」が21.2%の順となり、エンタメ体験が上位を占めたようである。

VR体験場所

図表3. VRの体験場所(複数回答)

VR体験場所

図表4. VRの体験内容(複数回答)

4割が勤務先企業で活用可能性があると回答

調査対象者の中で、働いている人を対象に、勤務先の企業でVRの活用可能性があるかヒアリングしたところ、「非常にあると思う」が11.1%、「ややあると思う」が27.6%となり、合計で38.7%が勤務先の業務でVR活用可能性があると回答したとしている。

勤務先企業で活用可能性があると回答した人を対象に、具体的にどのような用途があるかヒアリングしたところ、「研修やトレーニング」が48.2%、「顧客への商品説明やプレゼンテーション」が37.0%、「製品の設計やデザイン」が31.2%、「商品やサービスのプロモーション・広告」が30.1%という順で回答が得られたようです。

職場VR活用可能性

図表5. 勤務先でのVR活用の可能性

VR活用用途

図表6. 勤務先企業で活用の可能性のある用途(複数回答)

インプレス総合研究所発表情報

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