怒涛の価格競争!ハイエンド型VRヘッドセットの戦 Oculus Riftの値下げの裏側

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まだ記憶にも新しい、2017年3月1日に、Oculus Riftは大幅な値引きに踏み切った・・・
【値下が価格】Oculus Rift:6万3800円、Touchコントローラー:1万2800円
その値引き額は、Oculus Rift本体は2万円もの値引きと全体の20%に近い額である。
Oculus Rift cv1 製品版 2016 オキュラス リフト (Oculus Rift cv1 製品版) [並行輸入品]
その理由は、表面的にはシェアー拡大を狙っての事だとは思うが、本当にそうであろうか?


少し振り返ると、2016年12月に待望の期待をうけながらリリースした「Touchコントローラー」は、不発としかいいようがない結果ではないでしょうか?

これは、VR業界の中の人達が騒ぎすぎていた事で盛り上がっているかのような見え方はしたものの、「Oculus Rift」をどれだけの人口が所持しているのか?
マーケット・リサーチを専門企業だSUPERDATAが発表した2017年の第1四半期のVRヘッドセットの販売台数を見てみると、その状況が垣間見える。

販売台数予測

①Samsung Gear VR:78万台
②Sony PSVR:37万台
③Google Daydream View:17万台
④HTC Vive:9万台
⑤Oculus Rift:6万台

もしかすると、Oculus社は「年末商戦」の予測を遥かに高く置いていたのではないでしょうか?
そして、その後四半期でもどんどんライバルに引き離される・・・
そこで、このままVRヘッドセット郡の中から離脱するわけにはいかない・・・そこで苦肉の策として値引きで話題を大きく作ったのではないかと想像されてもおかしくはない。

OculusはFacebook社という大きなバックボーンがある中、VRヘッドセット単体で儲けないいけないわけではないのである。

ただ、ここまで積み上げたブランドが大きく崩れ、このVRヘッドセット戦から消えてしまうわけにはいかないのです。

更に値引きを実施する少し前には、日本企業ソニーのPlayStation公式Twitterから、以下のようなつぶやきが聞こえたのである。

さらに「Oculus Rift」が発売されたのは、1年前であり、この時点の累計販売台数予測は25万台に届かないという。
Oculus Rift cv1 製品版 2016 オキュラス リフト (Oculus Rift cv1 製品版) [並行輸入品]
ポジティブな値下げなら、1周年記念で期間限定値引きセールの方がインパクトも高く、ブランディングとしても高いと思われるが、そうではなかった。

そして競合でもあるHTC Viveは、この波には乗らず価格下げず独自の戦略を続けていった、明らかにこの段階で両デバイス販売戦力が別れたと思われた。

そして、その値引きの効果は・・・・などと考えているうちに次のインパクトが先月2017年7月10日に聞こえてきた。

Oculus値引きの記事参照

なんと、更にセット価格として約2万円の値引きセールを開始したのである。

ユーザーにはインパクトがあり、購入チャンスであると思うが、ルームスケール機能でもViveから後発で性能もなんともいえない・・・そしてTouchコントローラーに注力を続けている間には、Vive側では様々な有能なアクセサリーが準備されていた、その中でも「VIVEトラッカー」はVR業界中の人を魅了しながら、その人達が新しいプロダクを作り出す後押しを見事に達成したのではないでしょうか?

「VIVEトラッカー」も紹介している記事

2016年後半のTouchコントローラーのみに注力していた期間が、全てのバランスを崩したのかもしれない・・・

最終的にはエンドユーザーを見る必要がある・・・もちろんデベロッパーが素晴らしいコンテンツを作り出してくれないとダメである。

Oculus社が、クローズなマーケット「OculusStore」で、デベロッパーにお金をだしTouchコントローラー向けのゲームを開発してもらっている間、オープンなマーケット「Steam」では、どんどんVive向けのゲームがリリースされ、そんなデベロッパーのコンテンツ制作の後押しになる「VIVEトラッカー」などを準備していたHTC社。
【国内正規品】VIVE HMD VRヘッドマウントディスプレイ HTC VIVE
ただ1つ言えるのは、この2社・3社の話ではなく、もっと大きな領域でハイエンドVRヘッドセットに対する需要すら問われる流れがきている。

それは、この2017年8月に入り状況が浮き彫りになってきているのである。

次回は、その辺りを更に掘り起こしたハイエンドVRヘッドセット本当の戦模様を伝えて行きたいとおもいます。

   
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